新国立競技場の建設案について、「将来の東京は『粗大ゴミ』を抱え込むことになる」と批判している建築家・磯崎新さんとザハ・ハディド事務所のシニアアソシエートの大橋諭氏が11月19日、東京・有楽町の外国特派員協会で記者会見を開いたそうで、そのときの会見の様子を録画した動画「Arata Isozaki & Satoshi Ohashi: “Tokyo Olympic Stadium Monumental Mistake or City Enhancement”」が、youtubeのFCCJchannelにて公開されています。
Arata Isozaki & Satoshi Ohashi: “Tokyo Olympic Stadium Monumental Mistake or City Enhancement”(youtube/日本外国特派員協会 オフィシャルサイトFCCJchannel)
ニュースのポイント@AI
2020年東京オリンピック・パラリンピックのメイン会場となる新国立競技場(ザハ・ハディド氏案)の建設計画について、建築界の巨匠である磯崎新氏と、設計者ザハ・ハディド事務所の大橋諭氏が議論した記者会見の記録です(2014年)。
磯崎氏は、巨大な規模と、競技会場としての機能だけでなく開会式も担うという「過剰な要求(overloaded)」により、新国立競技場が「記念碑的な誤り」になる危険性があると指摘 。開会式を別の屋外会場(皇居前広場など)で行うことで、スタジアムの規模を適正化し、デザインを純粋なスポーツ施設に戻すという革新的な提案をしました。
一方、大橋氏は、デザインは優れており、日本の「ダイナミズム」を体現し、すべての要求に応えていると反論。ザハ・ハディド氏のオリジナルデザインの実現に強い自信を示しています。本動画は、後の計画白紙撤回へと繋がる、当時の白熱した議論を記録しています。
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