【一生モノの照明】タリアセン2 チェリーの魅力。40万円の価値はある?建築視点で語る「光の彫刻」

「いつかは、タリアセンを。」
インテリア好き、建築好きなら一度はそう願う名作中の名作、フランク・ロイド・ライト設計の「TALIESIN 2(タリアセン 2)」。

『TALIESIN 2』チェリーの魅力とデザイン

テレビドラマのセットとしても頻繁に登場するこの照明ですが、実際にマイルームに迎え入れるとなると「自分の部屋に置けるだろうか?」「維持は大変じゃないか?」と足が止まってしまう方も多いはず。

今回は、建築の視点を大切にする「コトことmyRoom」運営人の目線で、この照明がなぜこれほどまでに愛され、そして高価であっても「投資する価値」があるのかを紐解きます。

2.「光の彫刻」が空間にもたらす3つの魔法

タリアセン 2は、単なるフロアスタンドではありません。それは、空間の質を根本から変える「光の彫刻」です。

① 建築的な構造美が生む「極上の間接光」

チェリー材のブロックが光を上下に制御し、遮光板に反射させる。ガラスを使わずに「木」だけで光を操るその構造は、ライトが提唱した「有機的建築」そのもの。木漏れ日のような柔らかい光が、お部屋に深い陰影と安らぎをもたらします。

② コーナーを「奥行き」に変える魔法

高さ2メートル超というサイズに驚くかもしれませんが、実は幅は約40cmと非常にスリム。お部屋の四隅(コーナー)に置くことで、視線が上へと誘導され、天井を高く、そして空間を広く感じさせてくれる視覚効果があります。

③ 経年変化を楽しむ「育てる照明」

今回ピックアップした「チェリー」は、使い込むほどに色が濃く、深く変化していく樹種です。10年後、20年後、ヴィンテージのような風格を増していく姿は、まさに一生モノの相棒にふさわしいものです。

3.購入前に知っておきたい「現実的」なQ&A

Q:電球交換が大変そうですが?

A: 合計10個の電球を使いますが、今はLED電球への交換が可能です。一度LEDに変えてしまえば、数年は交換の手間を忘れて、この美しい光を毎日楽しめます。

Q:偽物(リプロダクト)と何が違うの?

A: YAMAGIWAがライト財団と忠実に復刻した「正統な正規品」には、土台に真鍮プレートのシリアルナンバーが刻まれています。このプレートこそが、資産価値としての「本物」の証明です。

Q:お手入れは?

A: 木組みが複雑なため、クイックルワイパーのようなハンディモップでサッとお掃除するのがコツです。手をかけるほど、愛着が湧くものですよ。

4.おすすめの購入先:価格・ポイント比較

高額なお買い物だからこそ、賢く「実質価格」を抑えるのが正解です。

ショップ ポイント・納期
楽天市場(ヤマギワ) 即納。お買い物マラソン等の活用で最大約3.7万円分の還元。
Yahoo!ショッピング(ヤマギワ) 即納。PayPay還元率が高く、実質価格を抑えやすい。
Amazon(関連書籍) 思想に触れる。 Amazonでも売っていますが、照明本体の正規品判別が難しいため、まずは書籍でライトの建築哲学や作品集を深掘りする楽しみを。

あとがき:巨匠が遺した「豊かな時間」を自宅に

フランク・ロイド・ライトは、帝国ホテルの設計をはじめ日本と深い縁がある建築家です。兵庫県芦屋市にある「ヨドコウ迎賓館(旧山邑邸)」などを見てもわかる通り、彼が提唱した「有機的建築」は、日本の風土や和の空間にも驚くほど馴染みます。

写真は筆者撮影。ヨドコウ迎賓館(旧山邑邸)の内部。現在も大切に保存され、一般公開されています

40万円という価格は決して安くありませんが、最新のフルサイズミラーレスカメラを1台手に入れるのと変わらない投資で、毎日家に帰るのが楽しみになり、眺めるたびに心が整う。そんな「豊かな時間」を買うと考えれば、決して高い買い物ではないのかもしれません。

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